今の会社は給料増えないし将来性が不安だな…
S子さん
同期の空気感に合わせていくのに疲れてしまった...
他の会社に転職したほうがいいかな?
自分は残業がネックで転職を考えているけど
他の人の転職のきっかけって何だろう?
面接の転職理由ほんとのこと言っていいのかな?
今の会社には退職する本当の理由を伝えようかな?
このような悩みや要件に答える文章です。
転職を決意する「きっかっけ」は人それぞれですよね。
仕事内容や環境環境によって退職理由も様々です。
当記事でわかることは以下の通り。
- 20代転職の理由がわかる
- 転職理由の説明の仕方がわかる
僕も実際に20代で転職を経験しました。
転職をしたきっかけは体調を崩してしまい、これ以上継続して働くことができないと考えたからです。
転職を決断するときは「今後どうなってしまうのだろう」という不安が大きく、とても勇気がいりました。
そんな人生の大きな岐路となる転職ですが、他の人はどんな理由で転職を決意したのでしょうか?
20代転職のきっかけ【前職の退職理由】
上記は20代男性の退職理由。青が20代前半、オレンジが20代後半。
上記は20代女性の退職理由。青が20代前半、オレンジが20代後半。
上の2つのグラフは厚生労働省から発表された20代の退職理由を男女別にまとめたものです。
- 労働時間・休日出勤への不満
- 人間関係への不満
- 給料面への不満
- 会社の将来が不安
- 仕事内容に興味が持てない
労働時間や人間関係などネガティブな理由で退職した人が多いことが見受けられますね。退職を決意した背景には耐えられない不満があるパターンが多いです。
労働時間への不満
労働時間への不満は退職につながる大きな理由です。
- 毎日残業で帰る時間が遅い
- 休日出勤が多い
- 入社前に聞かされていた労働条件と違っていた...など
毎日夜遅くまで残業があると睡眠時間が削られ体力的にきついですよね。長時間残業が何日も続くとオンオフの切り替えが難しくなります。
また、突然の休日出勤はプライベートの約束など楽しみを奪うことになり、著しくやる気がダウンすることに。
メリハリある生活を送りたい人には向いてない働き方だと言えるでしょう。
人間関係への不満
退職理由には人間関係が原因のケースも。
- 上司からのあたりが強い
- 相談できる相手がいない
- 同期と業績を比べられてしまう
職場の人間関係がうまくいかないと大きなストレスになります。
失敗をしたとき、上司に詰められてしまうとトラウマになり頭から離れないことも。同期が多い職場などでは優秀な人と比較されてしまい嫌な思いをすることもあります。
相談できる人が周りにいないと思い詰めてしまうケースも多く、精神的にむしばまれて出勤できなくなる可能性もあるのです。
職場の人間関係で胸が詰まるようなストレスを感じている人は注意してください。
もし、仕事の人間関係で思い詰めてしまうことがあったら、職場以外の人に思い切って話してみましょう。
一人で抱え込まず、日ごろの悩みを誰かに打ち明けることによって心が楽になるはずです。
給料面への不満
給料面に不満がある場合も転職のきっかけにつながります。
- ボーナスがほとんどない
- 生活費で手一杯
- 貯金ができない
収入は働くことの1番のモチベーションと考える人も少なくありません。
どんなに一生懸命働いても給料が上がらず、適切な評価を受けることができているのか疑念をもつと、仕事へのやる気がなくなってしまいます。
SNSやネットでリサーチしてしまい自分の給料が低いことを知って、仕事が嫌になってしまう人も多いのではないでしょうか。周りよりも収入が低いとショックですよね。
給料は労働者の働く動機として欠かせないエレメントの1つです。
会社の将来が不安
退職理由には会社の将来が不安であることが挙げられます。
会社の業績が右肩下がりでいくら働いても改善していく未来が見えないと、社員全員のモチベーションが低迷して追い込まれていくことに。
会社が追い込まれると将来への不安が大きくなり、必然的に他の業界や会社に転職を考えるようになります。
会社の業績があまりにも落ち込んでしまった場合は転職したほうが賢明でしょう。企業が経営難になると周りの人が退職してしまい、自分だけ取り残されてしまうケースも。
また、業績のいい会社なら同じ仕事量でも高い評価をしてくれるはずです。
仕事内容に興味が持てない
仕事内容に興味が持てないと長く働けないことも。
- 実際に働くとイメージと違った
- 興味が持てない仕事を続けてモチベーションがダウン
入社前は仕事内容に魅了を感じていたが、実際に働いてみるとイメージとは違ってやりがいを感じられないことがあります。
やる気がなく興味が持てない仕事を続けていると、どうでもよくなってしまうことも。ミスが増えることで上司に怒られてしまい、人間関係の悪化にもつながります。
対策としては、ジョブローテーションの利用がおすすめです。会社によって業種を変更できるジョブローテーションを取り入れている場合があります。
仕事内容や部署の移動をおこなって、下がったやる気をリフレッシュしましょう。
【説明方法】転職理由はホンネ or タテマエ?
会社に不満を持って転職する人はタテマエのポジティブな転職理由を考えましょう。
転職理由はキャリアアップなどポジティブな理由を説明したほうが、明るい印象を伝えることができ成功につながります。
また、転職理由を説明する機会は「今の会社を退職するとき」「転職活動の面接」の2回です。
どちらの場合もタテマエを説明したほうがスムーズにいきます。
転職先の面接時の転職理由
転職先の面接ではポジティブな内容を転職理由にしましょう。
ネガティブな転職理由だと面接官に悪い印象を持たれてしまうためです。
転職理由が「人間関係」「労働条件の不満」など、どこの会社でもマッチする理由だとすぐに辞めてしまうと思われてしまうため結果が出ません。
逆に、キャリアアップなどやる気のある理由だと好印象を残すことができ、良い結果につなげることが可能です。
面接ではやる気をアピールして好印象を残すようにしましょう。
今の会社を辞める理由
今の会社に退職を伝える場合、チャレンジしてみたいことがあるなどポジティブな内容を伝えるようにしましょう。
前向きな退職理由は円満退職するために必要です。
退職の理由が待遇など改善することができるものだと引き留められてしまい、説得に時間がかかる可能性があります。
「どうせ辞めてしまうなら不満だったことをはっきり伝えていいんじゃない?」最後だし適当でいいやと思うかもしれません。
しかし、会社はすぐに辞めることができません。備品の返却や退職時に受け取る書類があるなど時間がかかります。
不満を理由として伝えてしまうと数週間、気まずい思いをして出社しなければならない状況になることも考えられるでしょう。
今の会社を辞める理由はポジティブな内容がおすすめです。
【20代転職のきっかけ】転職理由はホンネorタテマエ?【まとめ】
20代の転職理由は会社への不満が多いことがわかっていただけたと思います。あなたも1つは当てはまる不満があったのではないでしょうか?
しかし、転職を成功させるためにはポジティブな理由が必要です。もし退職理由を自分一人で考えることが難しい場合は、転職エージェントに相談してみましょう。転職エージェントはプロによる手厚いサービスを登録無料で受けることができるため、今より給料が良い企業への転職などステップアップも望めます。
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