「今月残業が60時間で人間関係もよくないし早くやめて転職したい。」
「でも転職で失敗したらどうしよう。怖いな…」
「20代の転職ってどんなことで失敗するんだろう?」
「20代転職の失敗事例をしりたい!」
こういった疑問や要件にこたえる文章です。
本記事の内容は以下の通りです。
転職で失敗する原因がわかる
転職を成功させる方法がわかる
転職は「失敗するかもしれない」と思うと不安ですよね。
その気持ちよくわかります。
僕は新卒3か月で転職しました。当時の仕事を早くやめたいと追い込まれ、急いで次の転職先を決めて失敗したことがあります。
当記事は僕の経験も踏まえ、みなさんが転職に失敗しないことを目的にまとめあげました。
参考にしていただければ幸いです。
20代が転職で失敗する原因は?よくある3パターンを紹介!
- 勢いで仕事を辞める
- 転職先のリサーチ不足
- 自己分析不足
上記3つのパターンが原因で転職に失敗するパターンが多いと言えます。
順番に詳細を見ていきましょう。
勢いで仕事を辞める
今の仕事を早く辞めたくて勢いで辞めてしまうと転職は失敗します。
勢いで仕事を辞めてしまうことはダメ。転職活動は働きながらがベストです。
勢いで辞めてしまった場合に困ることは以下の通り。
- 金銭面で困る
- 次の仕事で何がしたいのか分からない
- ブラック企業に転職してしまう可能性あり
金銭面で困る
今の仕事を勢いで辞めてしまうと金銭面で困ることに。
当たり前のことですが、仕事を辞めてしまうと収入がなくなります。20代の会社員は貯金額もそこまで多くなく、次の月から給料が0円になると生活が成り立たない可能性も。
また、転職を始めてすぐに職場が決まるとは限りません。
家賃や食費など生活費を賄わなければならないので、今の会社で働きながらの転職活動がおすすめです。
次の仕事で何がしたいのかわからない
勢いで仕事を辞める人は「今の仕事を辞める」ことしか頭になく、自分が何をしたいのか明確ではないケースもあります。
次の仕事を決めなければならないという焦りもあり、いい加減に転職を決めてしまうことも多いです。
したいことが分からない状態で新しい職を決めると、仕事内容がミスマッチですぐに辞めてしまい転職を繰り返すことに。
次の仕事でしたいことは自己分析をおこない明確にしましょう。また、自分が向いていないことも同様に理解しておく必要があります。
ブラック企業に転職する可能性がある
今の仕事を勢いで仕事を辞めてしまうとブラック企業に転職する可能性があります。
勢いで仕事を辞めて転職活動を焦ると、人材不足の入りやすい会社に入社する結果に。人手不足の業界すべてがブラック企業というわけではありませんが、労働条件が厳しいなどの「すぐに辞めたくなる要素」がある危険性は高いです。
ブラック企業に入社してしまうと「前の会社のほうがよかった」と後悔するので注意しましょう。
転職先のリサーチ不足の状態で転職する
転職先の情報を知らないことは失敗する大きな要因です。
気になった企業は徹底的にリサーチしましょう。
- 実際の仕事内容が募集内容と違っていた
- 社風が合わない
- 女性が少なかった
実際の仕事の内容が募集内容と違っていた
求人サイトなどに掲載されていた仕事内容とは全く違う業務内容の担当になり、ミスマッチを起こすこともあります。
例:営業職で採用されたのに倉庫の管理に回され事務作業を担当している。
実際の仕事がやりたい仕事と違うと、イメージとのギャップでやる気がダウンして辞める原因に。
担当になった仕事でやりがいを見つけられる場合もあります。しかし、こだわりがあって職種を選んだ場合は出鼻をくじかれることとなりモチベーションが下がってしまうことに。
あらかじめ自分の入社後の業務内容をはっきり聞くなど対策が必要です。聞きづらいと思う方も多いかもしれませんが、内定後に再度確認してみましょう。
社風が合わなかった
社風が合うかはどうかは、転職者が継続して働き続けるために欠かせません。
周りの人の雰囲気やルールなど、社風によって自分が働きやすいかが決まってしまいます。
また、方向性が合わないと、会社のやり方になじむことができずに力が発揮できない可能性も。うまくいかないことの積み重ねでストレスを感じて、会社に居づらくなってしまうかもしれません。
社風を知ることは転職先選びにマストです。
女性社員が全然いない
女性社員が全然いない会社は育休などの制度が充実していないことがあります。
女性が会社にいないため男性主体の会社作りになり、育休などの制度があまり注視されないことが原因です。
育休などの制度があるかあらかじめ確認したほうがいいでしょう。
自己分析ができていない
自己分析ができていないと転職で失敗します。
- 仕事のやりがいが感じられない
- 前の会社と同じような人間関係で悩む
仕事のやりがいが感じられない
やりがいが感じられないと仕事を続けることが嫌になってしまうことも。
つまらないと感じる作業を毎日繰り返していると、「なんでこんなことをしているんだろう…」とモチベーションが下がってしまうためです。
やる気を維持するためには、やりがいを感じたことが転職先の業務内容に重なるか確かめる必要があります。
自分が過去にしてきて充実感が得られたことや手応えがあったことを振り返ってみましょう。
前の会社と同じような人間関係で悩む
自分が苦手な人間関係を把握していないと転職は失敗します。
例:前職が20人程度の小さな会社で、歳の近い人がいなくてうまく馴染めなかった。
自分が苦手な人間関係を把握していないと、また同じような会社に入社してしまう可能性があります。転職先の人間関係によっては不満が溜まり、また転職することにつながりかねません。
転職先の社員構成は要チェックです。
失敗エピソード【焦って転職をした結果】
僕は新卒で一般の会社に入社して工場に配属されました。しかし、工場で使う溶剤の影響でアレルギーに。新卒3か月目で仕事を継続できないと考え、焦って転職先を探しました。
焦った理由
- 新卒でお金がない
- 今の仕事を早くやめたい
その後、転職サイトで新しい職場を見つけることに成功。勢いで仕事を選び、リサーチをあまりしませんでした。しかし、休日が不確定で急な出勤が当たり前の業界であることを入社後に知りモチベーションがダウン。毎月いつが休日になるのか分からず、ストレスが溜まっていくことに。
転職エージェントなどでプロに相談できていれば違う結果になったかもしれません。転職は失敗するととても後悔するため徹底的な対策が必要です。
成功させるには?転職のポイント3つ!
転職を成功させるには以下の3つが欠かせません。
- 転職までの予定を立てる
- 企業研究を行う
- 自己分析を行う
転職までの予定を立てる
転職を成功させるには、終了時までの細かなスケジュールを立てておく必要があります。
転職活動は3か月程度かかるのが一般的です。思わぬトラブルが発生すると長期になることもあり、無計画に今の仕事をやめると金欠に陥るなどのリスクに追われることも。
3か月間のスケジュールを明確に立てることによって途中でブレることなく転職活動をおこなえます。
転職までの予定を立てるメリット
- 転職に焦らなくなる
- 退社がスムーズになる
転職に焦らなくなる
転職までの予定を立てると焦ることなく転職できるようになります。
予定を立てると転職のステップが見えてくるため気持ちに余裕が生まれるからです。
大まかな転職の流れは以下の通り。
①自己分析、業界研究など転職の準備
②応募書類の作成、応募
③面接
④内定、退社手続き
やることがはっきりしているほうが今するべきことが見えてきて心にゆとりができますよね。スケジュールを決めて自己分析や面接練習などの転職準備を完璧にすることも重要です。
また、いつまでに転職したいか目標を立てて取り組むと、活動の終わりが見えてくるのでやる気につながります。
退社がスムーズになる
今の会社を退社するタイミングを間違えないためにも転職のスケジュールは決めておく必要があります。
予定を立てておくと退職日の目途がつきやすく、今やっている仕事の引継ぎをおこなうタイミングなどが見えてくるためです。スケジューリングができていないと、有給の消化や途中の仕事があり退職交渉がうまくいかないなどのトラブルになることも。
また、退職の目途が立たないと転職先に「予定の管理ができていない」とマイナスなイメージを与えてしまうかもしれません。
転職の予定はしっかり立てましょう。
企業研究をおこなう
転職を成功させるには転職先の企業を研究することが必要です。
転職先の企業を徹底的に知っていれば、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
企業研究を行うメリット
- 仕事内容がわかる
- 社風がわかる
- ブラック企業かわかる
仕事内容がわかる
企業研究をおこなうと入社後に担当する業務内容の具体的なイメージを持つことができます。
仕事は毎日することなので、入社前のイメージとギャップが大きいと後悔しますよね。
「自分の仕事内容が分かっていない転職者なんているの?」と思うかもしれません。
ですが仕事の内容は転職サイトやホームページでは分からないものが多いです。未経験業界への転職だとなおさら分かりません。
口コミサイトなど実際に働いたことのある人の意見や内定後に問い合わせてみるなどして確認する必要があります。
社風がわかる
企業研究をすると社風を知ることができます。
周りの雰囲気や仕事の仕方など、社風は自分の働きやすさに直結するので事前に知っておくことが大切です。
転職サイトやホームページではよく「アットホームな会社」などの雰囲気の説明がされていることがあります。しかし、入社してみると実はギスギスしていたなんてことも。
一方で、社風は入社してみないと分からないことも多いです。対策としては、口コミサイトなどで実際に働いたことのある人の話を検索してみましょう。
ブラック企業かわかる
企業研究をおこなうと転職先がブラック企業か確かめることができます。
転職先のことをよく知らないと、想定していなかった長時間労働をおこなうブラック企業だったなんてことも。
ブラック企業を見分けるには、以下の3つの項目を照らし合わせてみましょう。
- 3年以内離職率
- 平均勤続年数
- 有給取得率
離職率が高い場合は、過酷な仕事が多いなど注意しなければならないケースも。企業情報を細かくチェックしてブラック企業に引っかからないようにしましょう。
企業情報の検索や口コミサイトなどで情報を整理し、自分に合っているか確かめてみてください。
自己分析を行う
転職を成功させるには自己分析をすることが必要不可欠です。
自己分析を徹底的におこなっていれば転職のミスマッチを防ぐことができます。
自己分析を行うメリット
- 自分の向いてる仕事がわかる
- 自分の向いてる人間関係がわかる
自分の向いている仕事がわかる
自己分析を行うと自分の向いている仕事がわかります。
自分の得意なこと苦手なことを過去の経験から考えましょう。仕事は継続的に続けなければなりません。どんなことが無理なく続けられるのかを明確にします。
また、自分の向いていることがわかると面接の回答内容にも説得力が。どうして転職先の仕事に自分がマッチしているのかを得意なことと結び付けて回答します。過去のエピソードを用いると分かりやすくてベストです。
自分の向いてる人間関係がわかる
今までの人間関係をふりかえり苦手だったことを整理します。
自分に合っていない人間関係は耐えられないストレスになることも珍しくありません。次の職場の人間関係で失敗しないように、今までストレスを感じたことをリスト化します。
- 飲み会の頻度が多く断れなかった
- 同期が多く比較されてしまう
- 部署に数人しかおらず、トラブルがあると逃げ場がなくて不満が溜まった
- 年の近い人がおらず相談できなかった
自分が苦手な人間関係が見えてきましたね。
転職先探しでは企業の規模や職場の人数などから、苦手な人間関係に陥りそうな条件をはじきましょう。自分が不得意な人付き合いが分かっていれば、失敗を繰り返すリスクを減らすことができます。
20代が転職で失敗する原因【まとめ】
20代が転職で失敗してしまう原因を解説してきました。
転職を成功させるには
- 勢いで仕事を辞めない
- 企業のリサーチをする
- 自己分析をする
この3つが大切です。
自分だけで転職を進めるのは不安だなという人は転職エージェントを利用してみましょう。
利用無料で転職のプロが相談に乗ってくれます。
転職エージェントは企業が運営するサービスなので利用者からの評価を大事にしています。そのため、希望の転職ができるような徹底したサポートが期待できるでしょう。
まずは行動してみないと変わりません。今よりもいい職場に転職できるかはあなた次第です。
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